忍者ブログ
摂食障害の原因 摂食障害治療
2025/02 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スポンサードリンク

 

摂食障害の中で過食嘔吐を繰り返す患者さんは多いです。生きていく為には食べなくてはならず、しかし食べる事で太る恐怖に取り付かれて嘔吐、そしてそれを止められない自己嫌悪で又過食、そして嘔吐…これを繰り返してしまいます。
性格的には真面目で几帳面、周囲から期待されるとそれを裏切れないような人が摂食障害には多いと言われます。決められた仕事や約束事を守れないと自分を否定しやすく、それから逃れるために過食に走るようになってしまう。
又、自分に自信が持てずに人の評価を気にするタイプの人は、友達とのトラブルや失恋での発症も多いと見られています。本来なら自分の中で解決しなければならない問題を忘れる為、現実から逃げる為に食べてしまう人もいます。
「食べている時は辛い事を忘れられる…」このような言葉も聞かれます。しかしそれは根本的な解決にはなりません。解決にならないどころか、自分ではなりたくないはずの肥満体になっていく…それを誰にも見られたくない、からかわれたくないので外に出ない、他人との付き合いもしない…こうして過食、そして嘔吐のスパイラルになっていってしまいます。
性格を変えるのは難しいです。しかし摂食障害を少しでも良くする為には「大雑把な人だと思われても良い」「全ての人から受け入れられなくても良い、誰かは絶対にわかってくれるのだから」のように考えてみてほしいと思います。
本当は真面目で良い子が多いのに、少しだけ愛に敏感なだけなのかもしれません。
PR

スポンサードリンク

摂食障害の一つである拒食症、予備軍を含めてかなりの人がこの病気に掛かっています。
問題なのは掛かっている本人にその自覚が無い事です。充分痩せている、というよりも痩せすぎているにも関わらず「もっと痩せないと
駄目!」という考えが正しいとしか思えなくなっているのです。
発端は少し痩せたいという、女性のほとんどが心の中で願っている事から始まります。しかし結果を急ぐあまりに極端に食事の量を減らしたり、カロリーの量を減らしたりしてしまいます。当然体重はみるみるうちに減ります。それと同時に健全な肉体と魂も減っているのですが…
目標体重に到達した時点で止める人もいます。しかしそれまでの過激な食事制限で落ちた筋肉の代わりに脂肪が増えて、今度は急激にリバウンドが始まります。それにショックを受けて又急に食事をしなくなる…この繰り返しが摂食障害の中の拒食症です。
又、目標体重に到達してもダイエットを止めない人もいます。毎日体重計に乗って少しずつ減っていく喜びがある種の達成感に変り、その喜びを失いたくなくて食べる事が出来なくなるのです。
摂食障害はちゃんとした病気なので、早いうちに専門医に相談すれば良いのですが、やはり「精神科」とか「心療内科」を受診するのは本人や家族に抵抗がある場合が多いのです。「今はそういう年齢だから…」「スタイルが気になる年頃だから…」と親のほうが自分を納得させて本質を見失うと取り返しのつかない事態を引き起こしかねません。
少しでもおかしいと思ったら親子で話し合ってみましょう。後悔しない為にも…
スポンサードリンク
バーコード
忍者ブログ [PR]