摂食障害の原因 摂食障害治療
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摂食障害の原因となるのはダイエットが一番多いのですが、最近は全く違う面から摂食障害に陥る人もいます。近年は食の安全が問われています。毎日普通に食べている野菜や肉、魚も絶対に安心安全だという事は出来ません。
中にはそれがあまりに気になって食物を口に入れる事が出来なくなってしまった人もいます。
「このトマトは完全無農薬か?」「この豚肉に変な菌が着いていないか?」に始まり、母親の調理時にも消毒を徹底するように求めたり、自分の食器を煮沸消毒するように要求したりする例もあります。
母親がそこまで出来ない、食材も特に無菌の物は買えない…と答えると自分が食事をしない事で無言の意思表示をしてしまうのです。このように潔癖症が高じて摂食障害になる例もあります。
極端な場合は「食べたいけど食べる事が出来ない」ようになります。痩せる願望があるわけではないので自分では食べたいのに、口に入れると戻してしまったりします。そこまで行かなくても「外でラーメンを頼んでも作っている人の汗が入ったような気がする」「お寿司屋さんが素手で握った寿司が食べられない」とかの悩みはたくさんあるようです。
治療は心療内科でのカウンセラーや薬の服用などですが、いわゆる拒食症と一緒で頭では理解していても身体が言う事をきかない事が多く完治には時間が掛かります。
治った人の経験談を見ると「いきなりインドや中国に行って厳しい環境で生活せざるを得なかったら治った」というものも結構ありました。一度「この程度では人間、病気になんかならない!」と納得するのが良いのかもしれません。
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摂食障害の一つである拒食症、予備軍を含めてかなりの人がこの病気に掛かっています。問題なのは掛かっている本人にその自覚が無い事です。充分痩せている、というよりも痩せすぎているにも関わらず「もっと痩せないと
駄目!」という考えが正しいとしか思えなくなっているのです。
発端は少し痩せたいという、女性のほとんどが心の中で願っている事から始まります。しかし結果を急ぐあまりに極端に食事の量を減らしたり、カロリーの量を減らしたりしてしまいます。当然体重はみるみるうちに減ります。それと同時に健全な肉体と魂も減っているのですが…
目標体重に到達した時点で止める人もいます。しかしそれまでの過激な食事制限で落ちた筋肉の代わりに脂肪が増えて、今度は急激にリバウンドが始まります。それにショックを受けて又急に食事をしなくなる…この繰り返しが摂食障害の中の拒食症です。
又、目標体重に到達してもダイエットを止めない人もいます。毎日体重計に乗って少しずつ減っていく喜びがある種の達成感に変り、その喜びを失いたくなくて食べる事が出来なくなるのです。
摂食障害はちゃんとした病気なので、早いうちに専門医に相談すれば良いのですが、やはり「精神科」とか「心療内科」を受診するのは本人や家族に抵抗がある場合が多いのです。「今はそういう年齢だから…」「スタイルが気になる年頃だから…」と親のほうが自分を納得させて本質を見失うと取り返しのつかない事態を引き起こしかねません。
少しでもおかしいと思ったら親子で話し合ってみましょう。後悔しない為にも…