摂食障害の原因 摂食障害治療
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
スポンサードリンク
摂食障害ほとんどがダイエットの為に食事の量を減らす事から始まります。
正しいダイエットはきちんとした計算による食事療法の事なのですが、毎日の食事を細かく計算するのはどうしても面倒になります。
又、正しいダイエット法だとせいぜい1ヶ月に500gから1kg程度の減り方が理想ですが、そこまで根気強く待てない人がほとんどです。そうすると「とにかく食べなければカロリー摂取にならないから…」と考えて食事の量を極端に減らすようになります。
不健康ではありますが、食べなければ体重はどんどん減ります。それが嬉しくてそのまま小食を続けていくうちに食べる事に嫌悪感さえ持つようになる、これが摂食障害と繋がるわけです。
特に一度絶食に近いほど食事量を減らして自分が理想とする体重になった人が、また以前のような食事に戻した途端に体重が増加、やる前よりも太ってしまうリバウンドとなってしまうと、そのショックが大きくて食べ物を口にする事が怖くなってしまいます。
摂食障害にならずに痩せる為には遠回りでもゆっくりとした食事制限が結局は一番の早道なのですが、急ぐあまり過激なダイエットに嵌り、そして家族や友達に心配を掛ける結果になってしまいます。
この世には摂食障害予備軍がたくさんいます。自分で気付かないうちに拒食症にならないよう、くれぐれも無理な食事制限や断食は止めましょう。
人が生きていくという事は他の命を自分の身体に取り込んで、それに感謝して自分も誰かに返して行く事でもあるのです。その大事な食べ物を捨てるという気持ちが起こったら危険信号だと思ってください。
PR
スポンサードリンク
摂食障害の一つである拒食症は、心理的又は社会環境的な原因で食事を摂る事が出来なくなる精神疾患です。特に若い女性に多い病気で、最近の「痩せ=美」という社会の風潮と密接な関係があると言われています。
摂食障害は時に鬱病も併発し、最悪の場合自殺もありうると言う怖い病気でもあるのです。
主な症状としては極度の体重の減少、それによって生じる無月経、睡眠障害や精神のアンバランスなどがあげられます。単に食べたくないだけでなく、強迫観念に近い形での食事の拒否があるので家族もパニックに陥りやすいのです。
遺伝的要素もあると言われていて、親族にアルコール依存症や鬱病の患者がいると発症する確率が上がるという研究結果もあるようです。
原因としては幾つかの要因があり、単独又は複数の要因が心理的に作用していると思われます。
第二次性徴を迎えての身体の変化、胸やお尻が大きくなり身体全体が丸みを帯びてくるのが普通なのですが、これに対して拒否反応を示す。又太っているとからかわれた事がきっかけで発症したり、母親への反抗で母親が作った食事を食べなくなりそこから摂食障害を起こす例も多々見られるようです。
その他、完璧主義の人ほど体重減少の達成感による高揚した気持ちが忘れられない、ストレスの発散が過度のダイエットに走らせる等、複雑な要因が絡み合っているので治療も簡単には進みません。
まずはなんで摂食障害を引き起こしたのか、その原因を突き止める事が第一歩です。