摂食障害の原因 摂食障害治療
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摂食障害ほとんどがダイエットの為に食事の量を減らす事から始まります。
正しいダイエットはきちんとした計算による食事療法の事なのですが、毎日の食事を細かく計算するのはどうしても面倒になります。
又、正しいダイエット法だとせいぜい1ヶ月に500gから1kg程度の減り方が理想ですが、そこまで根気強く待てない人がほとんどです。そうすると「とにかく食べなければカロリー摂取にならないから…」と考えて食事の量を極端に減らすようになります。
不健康ではありますが、食べなければ体重はどんどん減ります。それが嬉しくてそのまま小食を続けていくうちに食べる事に嫌悪感さえ持つようになる、これが摂食障害と繋がるわけです。
特に一度絶食に近いほど食事量を減らして自分が理想とする体重になった人が、また以前のような食事に戻した途端に体重が増加、やる前よりも太ってしまうリバウンドとなってしまうと、そのショックが大きくて食べ物を口にする事が怖くなってしまいます。
摂食障害にならずに痩せる為には遠回りでもゆっくりとした食事制限が結局は一番の早道なのですが、急ぐあまり過激なダイエットに嵌り、そして家族や友達に心配を掛ける結果になってしまいます。
この世には摂食障害予備軍がたくさんいます。自分で気付かないうちに拒食症にならないよう、くれぐれも無理な食事制限や断食は止めましょう。
人が生きていくという事は他の命を自分の身体に取り込んで、それに感謝して自分も誰かに返して行く事でもあるのです。その大事な食べ物を捨てるという気持ちが起こったら危険信号だと思ってください。
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