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摂食障害による過食症で問題になる事の一つが身体の異変です。嘔吐などの代償行動が無い場合には肥満による成人病の恐れがあります。また運動不足による筋力の低下、腰痛なども起こしやすくなります。
嘔吐を伴う摂食障害になると、栄養不足、低カリウム症状、吐く事による胃酸の逆流による喉の荒れや歯の異常などが見られます。歯の場合は酸蝕症と言われ、エナメル質や虫歯の詰め物を弱くすると言われています。しかも過食状態で甘い物を食べ続けていれば虫歯も増え、悲惨な歯の状態になりかねません。
また過食嘔吐の特徴として唾液腺の腫れも見られます。表面的には急にえらが張ったような顔の輪郭になります。口内炎、皮膚の乾燥などもあり、余計に人前に出る事が嫌になったりもします。
毎食吐く事で指に吐きダコが出来たりもします。吐瀉物の臭いが取れずに周囲から指摘される事もあります。
こうして書いていくと何一つ良い事はありません。もちろんそんな事はわかっていて、でもどうしようもないのが摂食障害の人の気持ちなのでしょうが…
摂食障害は依存症の一つだと言う人もいます。最初はダイエットやストレス解消が目的であったとしても、知らない間に「嘔吐する為に食べる」ようになってしまう人もいます。また女性のアルコール依存症場合、かなりの確率で摂食障害を併発していると言うデータもあります。
生きていく間には辛い事哀しい事がたくさんあります。誰もがいつかは一人で立ち向かわなければなりません。でもそれが難しい人は誰かに手を差し伸べてもらいましょう。決して恥ずかしい事では無いのですよ。
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摂食障害がダイエットから発症する拒食症から起こった場合、痩せ細っていく子供を心配して親は病院に連れて行きます。専門の医師が診断して治療に当たるわけですが、人それぞれ原因も家庭環境も性格、体型も違うので慎重に長期的な治療が必要になります。
摂食障害の中の拒食症の場合は、本人が望んで食事を口にしない、その結果の体重減少を喜んでいるという実態があり、自分が病気だと言う意識が無い人が多く、通院や治療を拒否する事も多いのです。
その時に家族が無理やり引っ張って連れてくるような事をするとかえって反抗し、家族への不信感からパニック障害を起こしたりする危険もあるのです。そういう場合はまず家族が受診する事から始めたほうが良いようです。摂食障害の要因の一つに小さい頃からの虐待というものもあります。家族の一人に虐待を受けていてもそれを他の家族に言えなくて、その鬱屈した思いが摂食障害に走らせる事も多々見られます。特に過食症に多いと言われています。
又、治療する事になってからも完治するまでには注意する事がたくさんあります。摂食障害の患者さんの多くは精神的に傷付いている人が多いのです。そんな時に優しく接してカウンセリングや治療に尽くしてくれる異性の先生がいると擬似恋愛のような感情を持ちやすいと言われています。しかしそれが叶う事はほとんど無いわけです。そうするとそれが原因で再び摂食障害を起こしてしまう事もあります。心の痛みを癒す為に専門病院でグループ診療するのも効果的だと思われます。