摂食障害の原因 摂食障害治療
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摂食障害の問題の一つに本人が治療に後ろ向きだという事があります。特に小、中学生くらいだと「なぜ痩せてはいけないの?」という単純な疑問を解いてあげるのが難しいのです。食べたいのに身体が受け付けない摂食障害もありますが、多くは食べる事に恐怖をを持つケースです。
「食べる=太る=醜い」という図式が多くの子供の頭に植え付けられています。それは本人だけでなく周囲の子供の頭にも植え付けられているのです。そうするとぽっちゃりしている子を醜いと感じ、それを口に出して囃し立てたりします。これがイジメに繋がっていくのです。
同級生の太り気味の子がいじめられているのを見ている子は、自分も太る事でいじめられるのではないかと考えます。ダイエットをする気が無くても食べない子はこの「いじめられたくない」という事が原因だったりします。
傍から見ると摂食障害の拒食症であっても、その子からするといじめられないようにしているという理由があるのです。それを無理に食べさせようとしてもいじめの怖さからどうしても食べようとはしなくなります。
子供の間で蔓延している「体型が平均と違うのはおかしい=だからいじめる」という考えを無くさない限り、子供たちの摂食障害は良くなりません。
大人が考える「子供らしい体型」と今の子供が願う「自分の体型」は違っているのを親も学校も認識する事が大事です。摂食障害は成長期の子供に大きな影響を与えます。後悔させない為にもしっかりとしたサポートが必要でしょう。
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